'14 STELLAタックルメンテナンスリール

’14 ステラ C3000XG 分解メンテナンス [組立編]

ウォームシャフトの取付

まずは、真ん中のドライブギアの穴にベアリング(7×11×3 SARB)を入れておきます。

  1. ベアリング(2×5×2.5 SARB)
  2. ウォームシャフトギア
  3. ウォームシャフト
  4. 座金
  5. ベアリング(3×6×2.5 SARB)
  6. ウォームシャフトカバー

写真では座金とベアリングの順が逆になってます…

こんな感じで。

中間ギアの取付

続いて中間ギア。

  1. 中間ギア軸
  2. 中間ギアL
  3. 中間ギアS

先にギアをセットして上からシャフトを挿入する。

メインシャフトの取付

まず、最初に

ベアリング(5×8×2.5 ARBN)をセットします。

続いて、

摺動子ガイドのを装着していきます。

  1. 摺動子ガイドA
  2. 摺動子ガイドB
  3. メインシャフト

摺動子ガイドは左右で溝の位置が違うので注意。

続きまして、

  1. ウォームシャフトカラー
  2. 座金
  3. ベアリング (2×5×2.5 SARB)
  4. ウォームシャフトピン

の順に組んで、

ネジ2本止めてスプールシャフトは完成。

ピニオンギアとドライブギアの取付

ピニオンギア

  1. ピニオンギアリング
  2. ピニオンギアスペーサー
  3. ピニオンギア

リングはピニオンギアにささってるOリングです。
ピニオンギアにスペーサーを取り付けてスプールシャフトに通します。

スペーサーの向きはかんな感じ。
写真は16ヴァンキッシュの物です。

次にベアリングと押さえ板。

  1. 座金
  2. ボールベアリング(7×13×4 ARBN)
  3. ベアリング押え板

14ステラはこの部分のベアリングが消耗しやすい気がする。
ゴロ感でたときはまずここのベアリングを変えてみるのが良いかも( ´З`)

ドライブギア

続いて、ドライブギア。

一般的にシム調整といえばこの部分の調整が1番多いかも。
とりあえずは純正のまま取り付けます。

フタの取付

  1. 内ゲリ当たり
  2. フタフランジシール
  3. ベアリング(7×13×4 SARB)

フタフランジシールはこの部分に取り付けます。

その次に、

フタを取り付けます。
ネジの位置は写真の通り。

この作業がスピニングのメンテナンスで最も重要と言っても過言では無いと思う。
ネジの閉め具合で巻き感がかなり変わってきますので慎重に。
自分の場合は、

  1. まず、3本を軽くギアが遊ばない程度に締める(9割位かな)。
  2. 次にハンドルを取り付けて軽く回してからネジを更に軽く締め込みます。
  3. ハンドルを回しながら1番スムーズに回る位置を見つけてビスを締め込む。

という感じでやってます。
ここをうまく調整しないと最悪ハンドルガチガチになります(笑)

ローラークラッチの取付

続いてローラークラッチ。

  • ローラークラッチインナーカラー
  • Oリング
  • ローラークラッチ
  • ローラークラッチシール
  • ローターカラー
  • ローラークラッチカバー板

自分的にはここも重要な部分。
このローラークラッチカバー板はビス穴にかなり遊びがあります。
ズレて付けるとローターカラーと接触してシュルシュル音がなる場合があります。
さらにひどいとハンドルが重くなります。
ビスを閉め込む前に必ず微調整しながらハンドル回転させて接触しない位置を見つけてください。

調整

ここが1番大変な大変というかやりがいのあるところ( ´З`)

ローターを取り付けて回転確認を行います。
ローターも若干の遊びがあるので真ん中の回転が安定する位置でローターを固定してください。

ここで、ハンドルの巻感はどうか?(重いか?軽いか?)
異音はしないか?(シュルシュルやシャリシャリ、内部の干渉、ゴリ感)
を、確認して問題がある場合はローター、フタを外して、

シムの調整(枚数、厚みの交換)
グリスの量(異音があればグリスを増やして緩和されるかどうか、重いようなら拭き取るか稠度を変えるか)
ネジの締め込みの調整。
パーツの組み直し(組み間違えの確認、ローターとローラークラッチカバー板などの微調整、ベアリングの交換)

それで、納得行くまで調整したらローターを外します。

ここまで戻る。

ボディガード、フリクションリングの取付

ボディガード

  1. ボディガード
  2. ボディカバー

穴からドライバーを突っ込んで止めます。マイナスの方も忘れずに。

フリクションリング

  1. フリクションリング
  2. フリクションリングスペーサー
  3. ボディフランジシール

フリクションリングにはフリクションリング用のグリスがあります。

ローターの取付

  1. ローター
  2. ローターナット
  3. ローター受けカラー組み
  4. ローターベアリングシール
  5. リテーナー

本当はローターナットも自分の好きな位置で止めたいのに…
リテーナーの溝もっとなんとかならないかなぁ( ´З`)

スプールの取付

  1. ドラグ音出しラチェット
  2. 座金
  3. ベアリング(6×11×3 SARB)
  4. ベアリングガイド
  5. スプール座金

右から順番にスプールシャフトに取り付けていきます。

最後にスプールを取り付けて、

やっぱ自分好みに調整するのが1番大変( ´З`)
でも納得いくセッティング決まったときはもう一生ハンドル回してたくなるくらい格別。
今回はステラだけど14〜17年代までのリールであれば大体似たような感じだと思う。

今回使ったケミカル類

ベアリング用グリス

フリクションリング

ギアグリス

スプール座金

各オイル

ベアリングリフレッシュセット

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