'12 ANTARESタックルメンテナンスリール

’12 アンタレス HG 分解メンテナンス

ハンドル周りの分解

最初にドラグを緩めておきます。

続いて、固定ボルトを1本外して軸から順番に外していきます。

外装パーツの取り外し

サムレスト

固定ボルト3本外して、

レベルワインドガード

このパーツは外さなくてもいいけど外したほうが結果的に作業は早い。

本体A

こちらも3本固定ボルト外して、

ここにはエスケープハッチのバネが付いてるので注意( ´З`)

今回のアンタレスは見事に固定ボルトのサイズバラバラなのでそれぞれ分けといたほうが後で面倒くさいことにならないのでいいかも。

メカニカルブレーキと本体Bのベアリング

ベアリングの抜けドメはよく飛んでくので注意( ´З`)

ドライブギア、ピニオンギア周りの分解

本体Aをぱかっと開けますとこんな感じ。
パッと見は綺麗ですね。
ピニオンとこのグリスがサビで若干変色してるくらいかな。

ドライブギア軸から順番に抜き取り。
ピニオンもそのまま上に引き抜く。

ギアは結構サビきてますね。
歯は綺麗だけど。
まぁこんなもんといえばこんなもんかな。

クラッチ周りの分解

押さえ板を外すと

勝手に外れると思います。
バネ飛ばし注意。

ドライブギア軸周りの分解

固定ボルト2本で固定されてるのでそれを外して、
1番先端のEリングを外すと、

バラバラになります。

レベルワインド周りの分解

まずは、

マイナスドライバーでレベルワインド受けを外して、

ウォームシャフトピンまで外してから、

こちらのEリングを外しますと…

バラバラになります。

これで分解作業は終了。
クラッチレバーは必要に応じて。
今回は必要ないので外しません。

ここから組立開始。

ケミカル類

ギアグリス

IOSギアグリス、シマノ DG04 ACE-2


摺動部

シマノ DG06 SHIP-0

ドラグワッシャー

シマノ DG01 ACE-0

オイル

IOS-01 PRO、IOS-02 PRO、シマノ ザルスオイルスプレー

ベアリングはABCホビーのメンテナンスセット使ってオイルアップ。

レベルワインド周りの組み立て

  • レバルワインド組
  • レベルワインドガイド

をフレームに装着。

  • ウォームシャフトギア
  • 座金(自分のには入ってなかった…)
  • ウォームシャフト受けA
  • ウォームシャフト

を、画像の様に組んで、

ギア側から差し込んで装着。

反対側に、

  1. レベルワインドパイプ
  2. ウォームシャフト受けB
  3. 座金
  4. Eリング

の、順に差し込んで止める。

  1. Oリング(外側)
  2. ウォームシャフトピン
  3. 座金
  4. レベルワインド受け

を、装着。

クラッチ周りの組み立て

最初にフレームのギアボックス側全体にグリス(DG06)を薄く塗っておきます。(クラッチ摺動部とフレームの腐食防止も兼ねて。)

まずは、ベアリング(8×12×3.5 SARB)をフレームに装着。

クラッチツメに、クラッチツメブッシュを装着。

続いて、クラッチツメの

この部分と、

クラッチプレートのこの穴が連結されてレバーと連動するってとこを頭に入れて、

  • クラッチツメ
  • クラッチツメバネ(長い方がフレーム側)
  • クラッチカム

を、

こんな感じでセットして、プレートの穴とツメの出っ張りを合わせる感じで、ぐりっと押し込みます。
で、クラッチカムを押さえたまま、

クラッチカム押え板を固定ボルトで固定して、完成。

ドライブギア軸周りの組み立て

ドライブギア軸に、

  1. ウォームシャフトギア
  2. ドライブギア軸固定板
  3. ベアリング(5×8×2.5 SARB)
  4. 座金
  5. Eリング

の順番で、セット。

組み上がったパーツをフレームに。
クラッチヨークとピニオンギアもセット。

クラッチヨークの摺動部にグリス(DG06)
ウォームシャフトギアにもグリス(DG04か好きなギアグリス)

ドライブギア周りの組み立て

  1. ストッパーギア(裏表注意)
  2. スタードラグ座金
  3. ドライブギア
  4. スタードラグ座金
  5. スタードラグ板
  6. ローラークラッチインナーチューブ

の、順にドライブギア軸へ。

ドラグ座金にはグリス(DG01)※お好みで。
ギアにもグリス(好きなギアグリス)※メーカーはDG04

最後に、クラッチヨークバネを装着して内部は終了。

外装パーツの取り付け

本体A

少し見にくくなったけど1、2、3の場所へ。
3本ともサイズが違います。

レベルワインドガード

サムレスト

固定ボルトの位置はこんな感じで。
ここも、3本とも違うネジが付いてます。

メカニカルブレーキと本体Bのベアリング

メカニカル側は、

  1. ベアリング(5×9×4 SARB)
  2. ベアリング間座
  3. ベアリング(3×10×4 SARB)
  4. ベアリング抜け止め

本体B側は、

  1. ベアリング(3×10×4 SARB)
  2. ベアリング抜け止め

ブレーキパイプも綺麗にしてオイルで拭いてます。

ハンドル周りの組み立て

  1. ベアリング(8×12×3.5 SARB)
  2. スタードラグベアリング座金
  3. ドライブギア座金×2(向きは()←)
  4. スタードラグスペーサー
  5. スタードラグ固定ナット
  6. スタードラグバネ
  7. 座金

の、順番でドライブギア軸へ。

続いて、

  1. スタードラグ
  2. ハンドル組
  3. ハンドル固定ナット
  4. リテーナー
  5. 固定ボルト

を、組んだら完成。

やっぱり12アンタレスこそ至高のアンタレス。

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