フィッシュグリップといえば、ボガグリップかそれ以外か。
そんなフィッシュグリップの王様ボガグリップ。
一生使える道具選びの参考に。
レビュー
- 素晴らしいメンテナンス性
1時間もあれば全バラシから組立も可能。
英語の説明書が若干わかりにくいけど。
普段は使った後にじゃぶじゃぶ水で洗うだけでOK。 - 雑に扱っても壊れないくらい頑丈
ステンレス製で肉厚もあるのでちょっとやそっとじゃ壊れない。
13年使用しても全く壊れる気がしない。
へんなギミックとか一切なしの構造でとにかくシンプルなので壊れにくい。
アルミ製のが主流っぽいけどあれ結構、腐食したりして動かなくなるのよ。
クロダイなんかの歯が強い魚釣ってると歯の当たる部分が削れて来るしね。 - 左右対称なデザイン
よくあるピストル型のグリップだと持ち手の方向や掴む向きが決まってるから、慌ててるとミスしやすいけど、ボガグリップはどの向きからでも指を掛けれる。
これ結構重要なところ。 - 正確なスケール
ボガグリップは重さを図る秤になってるんだけどI.G.F.A.世界記録認定にも使えるほど正確なんだとか。 - 魚に優しい
ボガグリップのグリップ部分は360度回転するようになってて魚が暴れたときの衝撃を吸収してくれるようになってます。
魚が暴れたときにダメージを与えにくくなってるんですね。
スポーツフィッシング大国アメリカらしい配慮。
実際アメリカのソルトウォーターガイドさんのほぼ100%が使ってるんだとか。
イカツイのに優しいとか惚れてまうやろ…
実際、誤って顎の薄皮を貫通させてしまうっていうのはかなり少ないです。
全く無いは言わないけど、その場合はほとんどが自分のミスと思われる。 - かっこいい
まぁ、これは人それぞれだと思うけど(笑)
個人的には無骨で飽きのこないデザインで最高だと思う。
握ったときのシャキーンシャキーンって音がもう脳に響く。
よくあるボガグリップ風の安物とは質感も操作性も全く別物。
一生シャキーンシャキーンしてたいくらい気持ちいい。
ぜひ現物触れるなら触ってみてほしい。ぜんぜん違うから。
触ったらきっと買っちゃう。
簡潔に言うとシンプルイズベストだよね( ´З`)
それゆえに壊れにくくてメンテナンス性もよくて操作もしやすいと。
しかも魚に優しいという。
ボガグリップの悪いところ
まじで、正直に書く。
無い。
良いとこばっかり並べてもなぁ、と思って真剣に考えたんだけど無いのよね( ´З`)
あえて言うなら重いとか?
けど自分的にはそれも良くて、質感的な意味もそうだけど軽いとズボンとかベストにぶら下げてて落としても気づかないと思うんだよね。
だからある程度重量あったほうがわかりやすくていい。
別に平均的な体格の日本人なら普通に使えるだろうし。
お値段も割と手頃なんだよなぁ。
これがこの値段で良いんかレベル。
やっぱ無い(笑)
サイズ選び
当初クロダイ用ってことで購入したから15LBにしたんだけど、
シーバスメインだったら30LB買ってもよかったかなと思う。
大は小を兼ねるというかなんというか。
70くらいまでなら15LBでも問題ないかな。
そのうち30LBも買っちゃうんだろうな(;´З`)
というか絶対買う。
分解メンテナンス
分解開始
とりあえず、説明書を読んで見る。
おおふ…ですよね〜
とりあえず、アセンブリツールで3本のピンを抜くことは理解した。
この外から見えるピン3本をアセンブリツールの平らな方を当ててプラスチックハンマーで軽く叩いて抜いて、
(金属製のハンマーで叩くとアセンブリツールの尖ったほうが潰れるので注意的なことが説明書には書いてあった。)
ゴムで出来たブレーキワッシャを取り外して、
ジョーピンなるこいつをアセンブリツールで押し出す…前に勝手にスルッと抜けました。
後は、
あれよあれよと勝手にバラバラになっていきました(笑)
で、後はキレイに掃除して、ピカールさんで磨いて、組み立てへ。
組立開始
まずは、
ボディハウジングにスケールロッドとバネをセット。
向きは画像の通り。
次に、スプリングリテーナーにバネをセット。
黒のパーツが付いた方を上側(アーム側)にして2本セット。
で、
このくらいの位置にスプリングリテーナーをセットして、
アームを取り付ける。
向きは、
こんな感じで。
ほいで、ジョーピンをセット。
結構スポスポ抜けるので注意。
続いて、トリガーの取り付け。
バネの黒いパーツの上にアセンブリツールをグリグリして差し込む。
アセンブリツールの平らな方からピンを差し込んでハンマーで押し込むと、ピンが刺さってツールが抜ける。
同じ要領で、
残り2本のピンを差し込めば、
あっという間に出来上がり
ボガグリップ本当に良いものです。
まじで一生使える相棒になりますよ。
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