ケミカル類
各所のグリスやオイルは以下のものを使用。
まぁ、好み分かれるとこだから好きなの使えば良いんだけどね( ´З`)
ラインローラー
ギア
摺動部
ドラグワッシャー
各オイル
ウォームシャフトギア〜メインシャフトの組立て
ドライブギアの収まるベアリング(7×11×3 SARB)をセット。
ウォームシャフトギア
左側から、
- ボールベアリング(2×5×2.5 SARB)
- ウォームシャフトギア
- ウォームシャフト
- ウォームシャフトブッシュ
- 座金
- ウォームシャフトカバー
- 固定ボルト
分解図ではブッシュと座金が逆に書いてありますが、自分はこのように入っていたのでその通りに組みました。
どちら側でも特に不具合は出ませんでした。
中間ギア
- 中間ギア(S)
- 中間ギア(L)
- 中間ギア軸
このように組んで
このようにセットします。
ギアを先に中に収めて上から軸を刺します。
軸の向きに注意。(溝からの幅が狭いほうが上)
メインシャフト
摺動子ガイド(A)(B)とメインシャフト組。
ボディにメインシャフトをセットして摺動子ガイドをボディの下側から貫通させるようにセットする。
リールフット側の方がOリングから下端までの距離が短い。
ウォームシャフトピンにベアリング(2×5×2.5 SARB)、座金(入っていれば)、ウォームシャフトピンカラーをセットして、
ウォームシャフトピン押サエ板と固定ボルト2本で固定。
固定ボルトは均等に締めます。
ピニオンギアの取付け
ピニオンギアの下側に、
- ピニオンギア リング(ピニオンギア下についてるOリング)
- ピニオンギア スペーサー
- ベアリングボールベアリング(5×8×2.5 SARB)
をセット。
ピニオンギア上側に、
- 座金(7×10)
- 座金
- ベアリング(7×13×4 SARB)
をセット。
写真では、座金がピニオンの右側にありますが順番的には左側が正しいです。
ちなみに自分の場合座金は1枚しか入っていませんでしたので1枚だけです。
このような感じにセットして、メインシャフトに写真左側からセットします。
別々に入れても問題ありません。
ベアリング押サエ板を黒の固定ボルト3本で固定します。
ここで、各所にオイルアップ、グリスアップをしておいたほうが楽です。
シャフトにグリスがつくと巻が重くなるので注意。
グリスは爪楊枝などで少量付ける程度で問題ないと思います。
それもまた好みやメンテナンスする頻度で決めるのが良いかと。
ドライブギアの取付け
ドライブギアにグリスを少量塗って、
ドライブギアと座金を乗せます。
座金の数は個体によって違うかもです。
ここで、ギアのグリスが足らないようならピニオンを回転させながら少しずつ調整します。
多いとノイズは消えますが巻が重くなります。
また、多すぎても色んなとこに飛んだり付着するだけなので程々の方が良いかと思います。
フタフランジシールの取付け
フランジシールを取り付けます。
自分は、防水グリス(DG-18)をこことボディとフタの合わせ面(場所によってはベアリング表面にも)うっすらと塗っています。
フタの取付け
フタにベアリング(7×13×4 SARB)を固定ボルトで固定します。
ボディにフタをします。
ここの締め付け具合でも巻の感覚が変わってきます。
自分の場合は、8〜9割程度で固定ボルトを締めハンドルをつけて回転させて具合を見ながら本締めにしています。
ローラークラッチの取付け
- ローラークラッチインナーカラー
- Oリング
- ローラークラッチ組
- ローラークラッチインナー(ローラクラッチの中に収まっています)
- ローラークラッチシール組
- ローラークラッチカバー板
の順に取付けて、
黒の固定ボルト3本で固定します。
ローラークラッチ組はボディ側の出っ張りとローラークラッチ組裏側の穴を合わせるようにして装着します。
ローラークラッチ組内には少量のオイル(純正オイルもしくはIOS01PRO)を塗っています。
ローラークラッチ自体オーバーホールしても良いんですが、不具合が出た時に新品に変えてしまった方が間違いないので基本的にはやりません。
調整
ここまで来たら次に回転の確認と各種調整をしていきます。
ローターから、スプールまでを仮組みします。(後でまた外す)
仮組はローターまででもいいんですが、スプール分の負荷でかなり巻の重さが変わってくるので最近はここまでやって確認しています。
ここでもし、巻が重い、ノイズがする時は再び…
ここまで戻って、シム調整やグリスの量の調整、固定ボルトの締め具合の調整、各所組み直しを行っていきます。
ヴァンキッシュに関しては調整自体そんなに難しくない感じはしますね。
ボディガードの取付け
調整が終わり満足したら次に進みます。
ローターまで外して、
ボディガード、ボディカバーを分解したときと同様に内ゲリ当タリのハマっていた穴からドライバーを差し込み固定します。
ボルトの目視ができるので外したときほど難しくないです。
マイナスネジの固定ボルトで固定します。
フリクションリング、内ゲリ当タリの取付け
- 内ゲリ当タリ
- フリクションリングスペーサー
- フリクションリング
フリクションリングにはグリス(DG-01)を少量。
ローターの取付け
ローターナット12mm、ローターベアリングシールを取り付けてリテーナーを固定ボルトで固定します。
シールはドーム型になっているので飛び出たほうが上です。
14ステラほどロータに遊びは無いように感じる。
一応回転させながらローターが中心に来るように意識して取り付けます。
スプールの取付け
右のドラグ音出シラチェット、スプール受ケ、ラチェットバネはバラしてないのでそのままメインシャフトに貫通させます。
そこに、
- 座金
- ベアリング(7×11×3 SARB)
- メインシャフトベアリングガイド
を順に乗せて、
セットスクリューで固定します。
次に、ドラグ座金3枚にドラググリス(IOSしろくま、DG-01等)を塗って取り付けて、スプールを乗せれば、
完成です。
自分はかなり好みのフィーリングにすることが出来ました。
ステラと構造はほぼ同じなのにずいぶん簡単に調整出来たなぁ、っていう感じ。
やり方次第で全く違ったフィーリングになるので色々工夫して好みのセッティングに出来るのがセルフメンテナンスのいいとこですね。
安上がりだし時間もかかんないし。
ドラグとラインローラーやらなかったけど、この間やったばっかりなのでまた今度にしよう。
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